機動六課の試験運用が終わって4年。
「確かに滅多と無いチャンスだけど、女2人で‥‥ってのも何かシケてるわね」
「まぁそういわないでさ、ティア。旅は道中も楽しんでこそだよ」
「とかいって自分が楽しみたいだけでしょ」
「えへへ‥‥」
「まぁいいわ、折角の機会なら楽しむべきなのは確かだし」
「でしょでしょ? でね、――」
スバルとティアナは今、客船ライジングスターのホールにいた。
向かう先は、ミッドベイポート。
ベイサイドホテルで行われる、元機動六課メンバー有志によるパーティ――いわゆる"同窓会"に出席する為だ。
ラストクルーズの航路とタイミングが丁度良かったらしく、スバルが勝手に申し込んでしまった。
巻き込まれた形だが、後は楽しむしかないかと腹をくくるティアナだった。
* * *
「ねぇ、エリオくん。私たち同窓会に出席するためにこの船に乗っただけだよね?」
「う、うん。そうだよ――キャロ」
「なのに、こんな豪華でいいのかな??」
「いいんじゃないかな、折角向こうが用意してくれたんだし。‥‥キャロのドレス、良く似合ってるよ」
「慣れないからどうかとおもったんだけど――ありがとう。エリオ君」
方便である。
互いのあずかり知らぬ所で、同様にライジングスターに乗り込んでいたエリオとキャロだが、このチケットは――。
同窓会の案内とは別に、エリオがとある目的のために用意したものだった。
一つの大きな決意と共に、エリオはこの船に乗っていた。
だが、まだ誰も気付かない。
5年前、数奇な巡り会わせで出会った4人に――新たな出会いが待っていることに。
そして――。
この航海の終わらぬうちに、新たな舞台の幕が上がろうとしていることを――。
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というわけで早速書いてみました。
あさひ@駄文屋です。
実際、うちのサイトのものとは毛色が違うのでどうしようかと思ったネタです(笑)
続くかどうかは皆さん次第。
でしょうかww